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自転車レース活動のあれこれ。実業団レースはE1、シクロクロスはC3で走ってます。

2019年5月12日 宇都宮クリテリウム

今シーズン三戦目の実業団レース。

前日のロードレースに続いて、今日はクリテリウム



起床は6時。
朝食はホテルのバイキングで済ませて、すぐに会場へ。
8時過ぎには会場入り。


〈コース〉
昨年からの変更点はなく、相変わらずの簡単なコース。
7箇所あるコーナーのうち、6箇所は90°コーナーで、残り一つは180°ターン。
90°コーナーはそれほど減速しないため立ち上がりのダッシュはキツくないし、10キロ前後まで減速する180°ターンも、立ち上がり後すぐに90°コーナーがあるため急加速することはない。
実業団クリテリウムの中で、最も完走しやすいクリテリウムなのではないだろうか。


〈レース〉
9:50 E1レーススタート
スタート位置は集団中程だったが、すぐに前に上がり最初のコーナーに入るときには前から20番手ほどまで上がれた。
その位置をキープして走りたいのだが、これがなかなか難しかった。
コーナーの立ち上がりでダッシュするとすぐに疲労が溜まってしまうためあまり踏まないようにしてるのだが、この走り方をすると10〜15番手ほど落としてしまう。
それをコーナー立ち上がり後の加速が緩くなった段階で脇からスルスルーっと上がって元の番手まで戻る、というのがいつもの走り方。
しかし立ち上がり後の直進区間での速度が53キロ程度と速かったため、脇から前に上がるのにもかなり強い風を受けて走らなくてはならず、結局脚を使う羽目になってしまった。

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一回くらい先頭でゴールラインを通過してやろうとしたのだが、結局二番手までしか上がれなかった。
この時自分の前にいたのはリーダージャージを着たイナーメの選手で、後ろについてニ番手で走るのが精一杯だった。
なんせホントに速いんだもの。
後ろに付いていたって風が強い。
危うく千切れるとこだった。


そんなこんなで8周目には足が辛くなり、ちょっと気を緩めたら集団中程まで下がってしまった。
こうなってしまったら、もうレース最終周に前に上がると決め、集団後方で休むことにした。

しかし9周目、クランク入り口のコーナーで10人程前の選手が落車してしまう。
こーゆー事あるから集団後方は嫌いなんだよ!と思いながら、飛んできたバイクの脇をなんとかすり抜けて巻き添えを回避する。
落車は回避できたが、ここで心が切れてしまった。
もう安全にゴールすればいいや、と。

というわけでラスト一周はほぼ流して、前を行く集団で万が一大きな落車が起きたとしても避けれる十分な距離を確保してゴール。結果は88位。

結構疲れたが、ちょっと心残りのあるレースとなってしまった。
次は安全マージンは確保しつつ、心残りのないレースにしたい。



次戦は那須クリテ、矢板片岡ロードの二連戦。
暑いだろうな。

2019年5月11日 宇都宮ロードレース

今シーズン実業団レース2戦目 宇都宮ロードレース


谷脇さんにピックアップしていただき、8時に出発、宇都宮の会場着は12時過ぎ。

自分のレースは夕方なので
それまで兄の出ているPのレースを観戦する。
兄はここのところ絶好調でレースでも好成績が続いている。
この日は16位。半端ないね。
この調子ならそのうち表彰台乗れちゃうかもね!

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E1のレースは午後15時35分から。
レース前、とても体がだるい。暑いし眠い。
普段午前中のレースが多いので、午後のレースというのはいまいちコンディションの整え方がわからない。

コースイン直前に前輪の空気が少ないことに気がつく。
群馬に引き続きまたか…。
Pのレースを終えたばかりの兄にダッシュで空気入れを持ってきて貰うw
助かりました。ありがとうおにい。


レーススタートは集団中程から。
ローリング中の最初の鶴カンの上りで強めに踏んで前まで上がる。
下ってリアルスタート。
速い…。平坦のスピードが速く、簡単には前に上がれない。
それでも萩の坂には15番手ほどで入る。
上りも速い。
ポジションを落としながらも集団内でクリアする。

坂を下りスタート地点までのアップダウンもキツイ。体を小さくして人の後ろについて堪える。


2周目
鶴カンの上りがめちゃ速い。
先頭集団から千切れかけるが、同じく千切れかけた面々とローテを回し、下りきった先の平坦路でなんとか追いつく。

しかしその後の萩の上りが全く踏めず。
あえなく千切れる。
6周のレースで2周目で千切れてしまうとは…。
情けない。


ここからは完走を目指すレース。
千切れたメンバー15名ほどでローテを回し、
上りはペースを上げず、下りと平坦でスピードを上げる。

そしてなんとか完走。



初めてのE1完走となった。
ただE1のペースについていけたのは一周半程度で、その後はほぼマイペースで走っていたようなもの。
この完走に意味はない。
少なくともメイン集団でゴールしなければ、それ以外はE1完走とは言えないと思う。
いやー、ホント情けないわ。


餃子食べて翌日のクリテに備えて早く寝た。

2019年4月27日 東日本ロードクラシック

2019シーズン 実業団レース一戦目
東日本ロードクラシック 群馬CSC

昨年度E2で完走ポイントを稼ぎまくったので、
獲得累計ポイントで昇格し今シーズンはE1で走ります。
実力ではE3レベルである自分が、果たしてE1でどこまで着いていけるか。


谷脇さんに4時過ぎにピックアップしてもらい、途中で家崎さんをピックアップ、途中ちょっと渋滞するも、群馬CSC着8時過ぎ。

思った以上に寒くウェアの選択に悩んだが、
レーススタート時にはだいぶ気温も上がったため、半袖ワンピに冬用長袖インナーで出撃。



E1 は10:50スタート。
軽くローラーでアップして、出走サインし自転車を並べる。真ん中ちょい後ろくらい。
その後コースインする際に前輪に違和感を感じ、タイヤを触ってみると明らかに空気圧が低い。もちろん前後輪とも朝に空気を入れたのだが、スローパンクかと冷や汗。とりあえず空気を入れ直し、なんとも無さそうなのでスタートラインに並ぶ。というか代輪など持ってきていないので、そうする他無かった。
そんなこんなで結局最後尾スタート。


スタートはローリング。
リアルスタートまでに先頭付近まで上がっておきたかったのだが、やはりE1ではそこまで簡単にはいかず。集団中程までは上がれたが、前方に陣取っている人はなかなか隙を作ってくれなかった。


リアルスタート
レース距離が長いからかそんなにペースが上がることもなく。平和。
ちょっとずつ前に上がって、心臓破りでちょっと踏んで最前列まで上がる。
おーこれが憧れのE1 の先頭かー!と、一人楽しむ。
そこからは15~25番の間をキープすることを心掛けて走る。

2周目もペースが上がることもアタックが乱発するようなこともなく、かなり平和。
心臓破りもフロントをインナーに入れて踏まずに回してこなし、下りでアウターに入れ換えて、ガチャンガラガラ…。
何で普段全く落ちないギアがレースだと落ちるんですか、しかも外側にて。
自転車降りずにギアを戻そうと、FDインナーにしてクルクルペダリングしているとどこかに噛み込んでしまい、クランクが回らなくなる。
それでもバイクを降りたくないので、そっと力を入れてなんとかクランクを回すと、とりあえず回るようになりチェーンもギアに乗った。
チェーン落ちする前に集団前方にいたおかげで、集団中程まで位置を落とすのみで済んだ。

3周目に突入すると、チェーンがおかしいと気付く。
クランクは回るのだが、やけに重いし、RDのテンションアームがちゃんと機能せず、チェーンがたるむ。
それでも、ここでバイクを降りてチェーンを確認したりしたら、間違いなく集団には戻れない。それは結果的にはレースを終えることを意味するので、そのまま走る。
リフト坂に入りペダルを踏み込むと、尋常じゃなくペダルが重い。さすがにもう確認するしかないとバイクを降りる。さようなら集団。

バイクを確認すると、リアディレイラーの下のテンションプーリーの歯からチェーンが落ち、プーリーとプーリーケージの間にチェーンが挟まっていた。
こんなことあるのかと思いながらチェーンを直し、再度走り出す。
ここからはもうただの練習。足切りにならずに何周走れるか。できるだけ速く淡々と走る。
しかしその後もチェーン落ちが続く。とめどなく。
4回目にチェーンが落ちたときはもう笑うしかなかった。

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5周走ったところで足切り
E1初レースはメカトラに終わった。
メカトラは自己責任だ。仕方ない。
E1でも群馬を2周走れることはわかった。
それ以外は特に収穫はない。



次戦は宇都宮。
完走はしたいところ。
少なくとも群馬以上に収穫があればいいな。
まずは自転車整備しようね。

2019年3月10日 茨城シクロクロス うぐいすの里

今期12戦目のシクロクロス
茨城シクロうぐいすの里。

今シーズン最後のシクロレース。
このレースでなんとしてもC2に昇格したいため、気合いを入れて挑んだ。


5時間睡眠で4時起き。
4時半出発の会場入りは6時半。


本日のコースはこちら
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試走
スタート直後は舗装路で上り勾配。
途中から斜度がかなりきつくなり、左に曲がると空転坂と呼ばれる急斜面。スタート直後から脚へだいぶ負荷がかかる。
そこから下り基調のトレイル、そして急斜度の冒険の丘の下りに入る。
これがめちゃ急で、斜度30%くらいあるんじゃなかろうか。
カンチブレーキじゃ全く止まれない。
スラロームをこなし、しばらく進むと今度は上り。
こちらは斜度25%のアスファルトの激坂:さくら坂。
ローギアにしてなんとか登れる。
試走で脚が無くなってしまう…。
この先にちょっとだけトレイル区間があり、ここのコナーにある丸太超えが難しい。
この箇所だけ繰り返し試走したが、結局うまくこなせず。
トレイルを終えたら、温泉坂→プールダウンヒルと舗装路を下る。
テニスコートの外周を回り、階段ダッシュ20段。
グラウンドに出て、芝生をぐるぐる。
これで一周。
さくら坂のような激坂はホント苦手。
入賞する気で来たわけだが、正直かなり諦め気味。



C3スタートは8:30。
スタート直後の舗装路区間は他の人に引いてもらいたいので今回はホールショットは取りに行かない。
斜度が上がり風よけが必要無くなったところで前の選手を抜き、空転坂を超えた時点で3番手。
冒険の丘を出来る限り前で下りたいので、グラベルでもう一人抜いて2位。

冒険の丘の下りは試走とは違ってレースペースで突っ込んでいく。ブレーキは全然効かないので、もう吹っ飛ぶの覚悟の上で。と、案外いける。後輪は滑るものの、スキーみたく滑るものと認識してしまえばコントロールできる。

スラロームは安全に。
そして激坂さくら坂に突入。
まだ一周目とはいえこの斜度はツラい。
それでもまだ集団はバラけておらず、足を緩めるわけには行かない。
心拍もキツイが、この先は下りで休めるので今はガマン。
なんとか一人抜いて、1位で下りへ。
テニスコート、グラウンドと順調にこなし、そのまま先頭で一周回目を終える。


2周回目
本レースは3周回で行うとのアナウンスが聞こえる。よって残りはあと2周。
空転坂、希望の丘と順調に越えるも、後ろはまだまだ近い。
そして苦手な激坂へ。
2周目の時点でもう踏めない。呼吸も限界だ。
いくら酸素吸ったって、踏む筋力が足らん。
登りきったところで、後続1人に抜かれてしまう。
5秒差ほどでなんとか食らいついていき、2周目を終える。


3周目 (最終周回)
前はまだまだ届く距離だ。
呼吸が辛いが前を追う。

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前の選手は冒険の丘の下りをリスク回避のためにバイクを担いでランニングで降りていたようだ。
しかし自分は乗車。ミスしない限りは乗車のほうが速い。
下りきったところですぐ後ろまで追いつく。

しかしこの先の鬼門、さくら坂。
もうね、全く踏めない。
何度バイクを降りて押そうかと思ったことか。
しかし路肩で応援してくれる人もいるし、降りるなんてかっこ悪いことはできない。
1位の選手はゴリゴリ踏んでいる。
凄いなと感心しつつ、もう追いつけないなと諦める。
今回のエントリー人数は24人なので、昇格は2位までのはず。
3位に転落しないように丁寧に走ろうと心がける。

と、さくら坂の後半にいた観戦客から、
「昇格は1人だけだよ!前追いつかなきゃ!頑張れ!!」
と声を掛けられる。

え?うそ、まじ?あ、DNSが多くて出走人数20人切ってた?うわーまじかー。上がれないじゃん。うわーー。
(昇格できる人数はクラスタと出走人数によって変わります。C3の場合、10-19人出走時に1人、20-39人出走時に2人、40人以上出走時に3人昇格できます。)
等々考えていたら、試走で何度も練習した区間でミスる。
ほんとシクロはメンタルに左右されるなとつくづく思う。
ゴールまで集中せねば。

後ろとの距離を確認しつつ、転ばないことを最重要項目として安全に走る。
2位を死守してゴール。
シクロでは1年ぶりの表彰台。
やっぱ表彰台はうれしいね。2位でだいぶ悔しいが。

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リザルトを確認すると、出走人数は20人だった!
昇格できんじゃん!!
よかったー。

勝利の美酒ならぬ2位のタコライス
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これにて今シーズンのシクロレースは終了。
最終レースで昇格できてホントに良かった。
12戦も出た甲斐があった。
来年度からC2で走ります。
目指せC1!

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2019年3月3日 千葉シクロクロス

シクロシーズンももう最終盤。
今シーズン11戦目、千葉シクロクロス第二戦。


千葉シクロは近くて良いね。
5時半に起き6時発の7時会場着。
ちょっとだけ雨降ってる…。
昨日の天気予報だと雨は午後からだって言ってたじゃーんウソじゃーん冬の雨とかばかー。


7時半からコース試走。2周。
前回とコースは大体一緒。
難易度が変わるような変更箇所は特になかった。
このコースで一番難しいのは海岸の砂浜区間
1月の第一戦の時よりも砂浜の芝が伸びていて、乗車で行ける区間が長い。ランニングせざる負えないのは15m程。ランニング苦手な身としては非常にありがたい。


C3レーススタートは8:30。
寒いけど薄々ワンピでスタート。
本日も最前列スタート。そしてホールショットもゲット。
なんかみんなあんまホールショット取る気ないっぽい。
まあね、前目でコーナーに入れればいいわけで、1位でも2位でも3位でも良くて、無理して1位を取る必要は無いわけで。
ホールショットってあれか、自己満かもしや。

砂浜に抜けた時点では3番手。
砂浜もうまく走れた、そして一度降りてランニング、そして再乗車、のとこで失敗。前に離されかけ、焦って早く乗ってしまった。走り出そうとしたものの砂が思ったよりも深くて進めず。ここで3人に抜かれ6位に転落してしまった。

その先の林間区間で一人抜き5位。
目の前には立教。プッシュプッシュ‼と煽る。
テクニック無くてごめんなさい!と立教くん。いい子だ。
林を抜け道が広くなったところでいざ抜こうとしたら、ぴゅーと行っちゃった。
おっさんは置いてけぼり。


2周目。
立教君を追うことは諦める。
前は遠いが後ろは近い。
砂浜区間で観客から、次の周で最終周回!と教えてもらう。
え!まじ!?前回4周だったじゃん!!


3周目(最終周)
序盤の丘でイナーメ君に抜かれる。
今日は負けまいと食らいつく。
抜きつ抜かれつしつつ、ゴールまで。
ゴールスプリントでギリギリ差し切った。
レース後に知ったが、イナーメ君は中学生だった。
中学生と争う28歳…。
ほんと、歳取っちゃったな。


結果は6位。
トップより30秒遅れの19分31秒。
シングルは取れたものの、不完全燃焼。
3周は短すぎるでしょ!

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次戦が今シーズン最後のシクロとなる。
茨城シクロ。
最後で昇格できないもんかな。

2019年2月17日 湘南シクロクロス

ブログ書くのを忘れていた。
今シーズン10戦目のシクロクロス
湘南シクロクロス第三戦

ついに二桁か。
レースに掛かった費用は考えないようにしよう。


今回もチームメイトの阿部くん参戦。
大磯の実家に前日のうちに帰り、当日朝に阿部くんにピックアップしてもらう。


開成町のレース会場に着いたのは七時。
今日はあまり寒くない。
先週の前橋は極寒だったから寒さになれたかな。


コースはほぼ前回の逆走。
難易度はどっち向きに走ってもほぼ変わらないと思う。


今回の目標は、出来る限り先頭に着いていくこと。
目標とは言えないな。
ただ、いつもレース後半のことを考えると、早々に先頭に付いていくことを諦めてしまう。
C1のレースは1時間あるので、前半で離されたとしても後半で追い上げられる可能性がある。しかしC3のレースは30分しかない。一度離れた前の選手に後半でまた追いつくのはかなり難しい。
どこまでついていけるのか出来る限り試してみようと思う。


C3レーススタートは9時45分。
今回も最前列。
スタートと同時にホールショットを狙ってダッシュする。
一人横に並ぶも、自分がイン側にいたのでコーナーには先に入ることができた。
よって初ホールショット達成!!
テンション上がるー!!!

そのまま1/4周程先頭で走ったが、流石に先頭は疲れるので、後ろの選手に前に出てもらう。
と、1人に抜いてもらうつもりがパパパーッと5人ほどに抜かれてしまう。迂闊だった…。
速度差があり危うく離されそうになるも、なんとかついていく。

そのままの位置をキープしたまま、2周目に入る。
コース序盤のコーナーで目の前で落車。
ブレーキを掛けギリギリのところで人は避けれたが、前との差が開いてしまった。
ペダルを踏み込み前の選手には追い付くも、その前の選手はもうかなり先行していた。
この時点で表彰台は無理だと悟った。

3周目。この時点で5位前後の5人程のパックにいた。
レース後半で追いついてくる人というのは、テクニックがある人が多いと思う。
コーナーでちょっとインを空けてしまうと、その隙間に差し込んでくる。ロードレースだったら、自分は差し込まれた瞬間に引く。差し込んできた相手に対しコースを塞ぐと、お互い落車リスクが高いし、1つのパックの中の何番手にいようとあまり関係ない。
しかしシクロの場合、パックの中だろうとできる限り前にいたい。下手くそな自分にとって、シクロで一人抜くのは容易じゃない。だからコーナーイン側に差し込まれようと譲らない。お互いの肩で押し合うこともしばしば。
まあそれでも最終的には抜かされてしまうことも多いが、だからといって端から順位を明け渡すような事はしない。

4周目
イナーメの長野くん(高校生?)に追いつかれる。
彼はジュニアなので、レーススタートはC3と同時刻でも、最後尾スタート。
大体いつも最終周で追いつかれる。今シーズン、個人的にライバル視している(勝ったことない…)。
コース序盤の長いストレートでピャーッと抜かれ追うことすら諦めそうになるも、思いなおしてフルスプリントで追いかける。
死にそうになりながらもなんとか追いついたが、
死にかけのためコーナーがうまく曲がれない。
焦った結果、芝生で落車してしまう。アーメン。

でもこれで冷静になれた。
残りの芝とキャンバーを丁寧にこなし、前の選手との差を着実に詰め、ゴールスプリントでなんとか1人抜いた。

結果は先頭から35秒遅れの6位。
3,4,5位は三人パックで16秒前にいた。
ミスを減らせば決して詰めれない差ではないと思う。




この日の夜は都内で来週のフリーダムレーシングチームのミーティングに備えての打合せを兼ねて飲み会。
ロードのシーズンもすぐそこだ。
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次は千葉シクロ。3月3日(日)8:30〜。
砂浜が苦手だ。ランニングするにしても、乗車でこなすにしても、呼吸が乱れて辛い。
前回1月の千葉シクロは16位。
今回こそはシングル取る。
速い人は昇格してどんどん抜けているし、シングルくらい取らねば。

2019年2月10日 前橋シクロクロス

今シーズン9戦目のシクロクロス
前橋シクロクロス

自宅(千葉県)から前橋はかなり遠いので、
一緒にレースに出る埼玉の兄の家に前泊させてもらう。
スープカレー振る舞って貰って、大満足のまま就寝。

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翌朝は4時半起き、5時過ぎ出発。
6時半到着予定のはずが、関越道が雪山に向かう人達で大渋滞…。

到着は遅れに遅れて7時30分。試走終了時間まであと20分。
受付やウエアにゼッケン貼る作業等は兄に任せて自分はすぐに試走に向かう。


コースはスタート→公園内→BMX→トレイル→空き地グルグル→トレイル→ホームストレート、といった感じ。
11月の前橋シクロとは基本的には同じだか、多少の変更がされていた。
前回あった低めのシケインが排除され、公園内のベンチを使用したシケインが追加された点と、コース西側の駐車場の空き地をグルグルする区間のコースライン。
シケインはバイクから降りなければならず疲れるのであまり喜ばしくない変更だ。


アップは試走のみ。二周走れたものの、あまり身体がほぐれた感じはせず。心拍もあまり上げることができなかった。本来であればローラーでアップしたいのだが、道路混んでて着くの遅くなっちゃったんだもの、仕方ないわよね。


レース時の気温は3℃。
寒い。冬の厚手のウエア着たくなるも、兄が許してくれず。しかたなく夏ジャージに冬用アンダーで走ることとする。冷たい兄だわ。


今日の目標はシングルリザルト。
今シーズンももう後少しで終わり。
シーズン序盤にいためたんこ速い方々ももういない。
そろそろ良い順位取らねば。


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C3レーススタートは8時20分
最前列からのスタート。
ホールショットを狙うも、撃沈。
それでも最初の階段は3番手で登りきる。
下りきったところで先頭が落車し、二位に浮上。
シケインを超え、BMXコースに入ったところでインをつき1位に!
しかしBMXコースの出口で痛恨の落車…。
3番手に順位を落としてしまう。

その後の空き地グルグルで食らいつくも、狭い芝生コーナーと砂利コーナーで少しずつ離されてしまう。
コーナーが遅いのでストレートで踏むも、その後のコーナー手前のブレーキングが雑になり、余計にタイムロス。

それでも、いま前に追いつくためにできることは、ストレートで踏むことしかない。
息がかなり辛いが、踏める限りは踏む。
苦しくなると余計に雑な走りになり、
ちょっとミスするたびに1人2人と抜かされる。

ただ、抜かれた後は人の後ろに付くことが出来るため、多少休める。まあ抜いてきた人は自分より速い人であるため、そう長く後ろには付いていられないわけで…。

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そんなこんなで最終周の最終局面。
現在8位。
自分の5メートル前に1人。
自分の後ろには数珠繋ぎに4人。

このコースの後半の空き地グルグルはコース幅が狭い上に所々砂利があるので、抜きどころは少ない。
丁寧にミスのない走りを心がければ8位を守りきれるかもしれない。
しかし8位を守りきることに意味はない。
ならば7位を目指したい。

ということで、前を必死に追いかける。
少しずつ差を埋めて、なんとか空き地から抜ける最後のコーナーで追いつき、前を抜きに掛かる。
しかしさっきも言ったがこのコースは所々砂利が浮いている。このコーナーはもろに砂利が浮いていた。それは把握してた。なのに変なラインで抜きに行ってしまった。
いや、なんか行ける気がしてつい、ね。

でも行けるわけはなかった。
砂利に前輪を取られスリップ。
開いてしまったインから3人に抜かれてしまい11位。

焦ってしまいその後のトレイル区間でもスリップ。
後ろに追いつかれてしまい、そのままホームストレートでスプリント。
自分はコース右寄り。さらに右側、フェンスとの隙間に後続選手が迫ってくるのを感じ、ラインを塞ぐ。
がしかし、「あれ?スプリントでライン塞ぐのってルール違反だっけ?どうだったっけ?」と思い、思わずラインを開けてしまった。誠実な男なんですよ僕は。
抜かれましたとさ。
12位でフィニッシュ。


最終局面8位で走っていたときに、7位を目指さなければ、8,9位でのゴールはできたと思う。
でもそれを捨ててでも積極的に走れた点は良かったんじゃなかろうか。
ほか?ほかはもうヘッポコピーでしかなかったね。
いつまでC3走ってんだか。
でもどうやろ写真にはヘッポコ具合が写らないようだ。

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C1の兄のレースはというと、
レース2周目におれがカフェオレ買ってる間に落車し、ディスクブレーキを曲げてバイク交換。ピットにはおれのバイクが置いてあるもののサポートはおらず、おまけにJCX最終戦であったためサポートの人が多すぎて、バイクがなかなか発見できない間にどんどんタイムを失い、数分遅れでレースに復帰したものの、一位争い中の前田康平と織田聖がかれまたもの凄く速く。
あれよあれよと言う前すぐ後ろまで迫って来てしまったため、自らレースを降りてDoNotFinish.
どんまい。お疲れさま。ごめんよ。カフェオレ美味しかったよ。



次は湘南シクロ。
戦略なし。
せめて暖かくあってほしい。