little by little

自転車レース活動のあれこれ。実業団レースはE1、シクロクロスはC3で走ってます。

2018年11月10日 幕張スターライトシクロクロス

今シーズン4,5戦目
幕張スターライトシクロクロス
土日両日参戦。


まずは一日目。
11月10日(土)
実業団のクリテとシクロが同日開催で被ってしまった。
少し迷ったがシクロクロスを選択。
クリテに出ても勝算がないから。


9時からシクロの試走。
このコースは大部分が芝生で、ホームストレートはアスファルト、一部芝が剥げている区間と上り斜面は土。
前日の雨で土区間は粘土化していて、滑りやすくなっていた。
このコースは急斜面が多い。これは坂をうまく登りきれなかった選手による渋滞が発生しやすいということ。
スタートダッシュで位置をできるだけ上げないと巻き添えを食いかねない。
試走時はベストラインではなく、わざと悪い路面を走るようにしている。
レース中にはベストなラインを走れないシチュエーションが多いため。
試走で練習しておけば、レース中にベストラインを他の選手に取られても自分が迷わず悪い路面に突っ込んでいける。


試走を終えたらE1のクリテに出てる醍醐の応援を。
来年自分がここだ走るかもしれないと思うと、気が重い。

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その後はシクロ会場でC4大鳥さんの応援をしてから、自分のアップに入る。
ローラーで30分ほど。なかなか心拍をあげられなかったので、ローラーしながら息を止めて
無理やりハァハァ状態に持ち込むも、案外心拍は上がらなかった。


〈レース〉
先に行われたC4のレースは2周だった。
C3もおそらく2周になるだろう。
自分のペースだと20分かからないレースになる。
最初から全力を出そうと決める。

シクロのレースではスタート直後にダッシュせねばならず急に心拍が上がるので、呼吸が非常に辛くなってしまう。
今回はそれを少しでも抑えようと、スタート前にずっと深呼吸をして、なるべく多くの酸素を取り込んでおこう作戦。
深呼吸し続けていたら心拍がちょっと上がってしまったが、これはやり過ぎたのだろうか。

ゼッケンは19番で、前から3列目。良い良い。
スタートダッシュはそこそこ上手く行って10番手くらいで最初のコーナーに突っ込めた。
が、芝生区間で数人に抜かれてしまう。全力で行くつもりだったが、最初に力を使ってしまうことにビビって踏み切れなかった。
でも深呼吸のおかげか呼吸はそれほどきつくならなかった。

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坂では案の定、前の選手がスリップして落車。
すぐに降りて担いで上るも、前はどんどん離れてしまう。
一周目の坂ではどこも落車祭り。
やはり無理してでも最初に前に出とかないとだめだ。

2周目に入る頃にはかなりばらけて、急坂も乗車で上れた。
このコースは割と平地が多く、休める箇所が多かった。故に休みすぎてしまった。ココロヨワイ。

それでもゴール前だけは目一杯走ってヘロヘロ。
結果: C3 10位/60人

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まあまあ。もうちょっと出来た気がする。
てか脚が相変わらず細いねー。
最近はちょっとは練習してんだけどな。


夜はエリートのレース観戦。
圧倒される走りだった。自分が昼間走ったコースだけに、エリートの選手の走りの凄さがよくわかる。
えげつない走り方しよる。
ロードのプロのレースって正直なとこ見ててもあまり勉強にならない。目の前を一瞬で通り過ぎてしまうから。
シクロはプロの凄さがわかりやすい。
スポーツ観戦ってわかりやすさが大事だと思う。

エリートの優勝はアンソニー・クラーク
国内トッププロが参戦する中でも断トツな走りだった。体力底無しかよ。
急な下り坂下るときに一瞬後輪浮かすやつもナニよアレは。見てるほうが怖いよ。

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シクロのエリートレースに観戦に来てくれたフリーダムの実業団メンバーがシクロに興味を持ってくれたのが良かった。
こやつらをシクロの沼に少しずつ引きずり込もう。